読書

【読書】「脱獄者は白い夢を見る」(壇上志保)

「広瀬はしめ」という珍しい名前の女性 広瀬はしめがどのようにして脱獄するのか、それを結城桐子がどうやって食い止めるか、そのあたりの心理戦を期待していたのに、広瀬に映画の「インセプション」のような特殊な能力があって、それを使っての脱獄だったの…

「オー・ファーザー」(伊坂幸太郎)

オー!ファーザー作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 124回この商品を含むブログ (158件) を見る 私の中では、殿様がベストキャラクター。

「月の恋人」(道尾秀介)

月の恋人―Moon Lovers作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/05メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (24件) を見る 木村拓哉が出ていた月9ドラマの原作。 テレビでは篠原涼子とか北川景子が出てたらしいので、椋森弥生役は北…

将来、「私は」「会社へ」「財布を」「取りに行く」が、 「私ゎ」「会社ぇ」「財布ぉ」「取りに行く」で、通じるようになると予想してみる。

-ベストセラーとなった本の新聞広告。東京銀座の広告会社、とうこう・あいが扱った各出版社の広告が集められている。 -新聞における出版広告にはいろいろなサイズがあるそうで、 朝刊一面のみに掲載 サンヤツ(三段八割)〜内容:書籍コード(ISBN)のつ…

・ロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフの短篇集+日本滞在日記・エッフェル塔が南はマルセイユの海岸、北はスイスまで歩いて行く「彷徨える塔」がいちおし。・「罪深い情熱」の登場人物フォルチオ・デラ・フルチアをうっかり読み間違えてごめんなさい。

・「どうしてデンワに出ないのよ」と問い詰められたときに、矢吹賢二のマネして「サッポロ一番作って食べてた」と答えてみたい。

後半部分「第4章 メタボリック狂騒曲」「第5章 『善意の医療』が消える?」「第6章 健康監視社会の到来」「第7章 保険は国や会社に頼るな」 「第8章 日本の『医療』に希望はあるのか」から付箋を貼った部分を抜粋して以下に引用。 そもそも太っているこ…

平成落語論[asin:4062879808:detail]

最近、名前を継いだ林家正蔵とか林家三平って本当にその名に恥じない落語の腕前なのかとか、笑点メンバーって落語家なのに落語やってるところを聴いたことがないぞとか言う人にはお勧めの一冊。

モーム短篇選(上)

モーム短篇選〈上〉 (岩波文庫)作者: モーム,行方昭夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/09/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (11件) を見る上巻は6つの短篇から成る。 「エドワード・バーナードの転落」 タヒチに行って…

あいかわらずハッピーエンドなんてものは関係のない壊れっぷりのケッチャム作品である。「閉店時間」なんてデイヴィッドがバーテンダーのクレアを間一髪のところで助け出すに違いないと思っていた私が悪かった。金を奪うことよりも相手に恐怖を与えることに…