振り込め詐欺の話

・昨夜のこと。両親が近所の人に「一杯やりましょう、遊びに来てください」と誘われたのでその人の家に遊びに行った。私の住んでいるところはケータイの電波が全く届かないところで隣の家まで100mも離れているようなところなんですが。

・一杯やりながら話をしていると、「いやあ、実は5、6年前に振り込み詐欺に会ってしまって・・・」と。280万円の被害だったらしい。「そのころはうちもカネがあったんだな、はっはっは〜」って笑い事じゃないんですけど。

・手口はこんな感じだったらしい。

  • 夫婦の間にはすでに独立している二人の息子がいる。長男は自動車関連の会社、次男は長距離トラックの運転手
  • 奥さんが電話に出たら「警察です。旦那さんを出してください」と言われた。奥さんは「警察」と言われすっかり動揺してしまった。
  • 旦那さんが電話に出ると「おたくの息子さんが交通事故を起こして被害者の女性が病院に運ばれた。女性は妊娠7か月の身体で母子ともに危険な状態。手術費用(?)として280万円を振り込んでほしい」というようなことを言われたあと「息子さんにかわりますので」と電話に代わって出た相手に「A男か?B男か?」と聞いてしまい「B男」だと言われた。
  • 次男が運転中に事故を起こしてしまったとすっかり信じ込んでしまい金融機関に行って電話で指示された口座に280万円を振り込んだ。
  • 犯人に電話をかけ「280万円振り込んだ」と言ったら「もう100万円必要だ」と言われた。
  • 再度、金融機関に出向いたところで不審に思った窓口係が振り込め詐欺じゃないかと気づいた。

・まさかこんな身近なところで振り込め詐欺の被害にあった人がいたとは!