【読書】「スミスの本棚」

スミスの本棚 新しい自分が見つかる読書

スミスの本棚 新しい自分が見つかる読書


テレビ東京のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」の人気コーナーの書籍化で、この本は第二弾のようだ。普段、テレビ東京が視聴できない地域に住む者にとって、こういった本はありがたい、と感じ入って間も無く、BSジャパンでも放送されているので、全国どこでも見られることに気がついた。

紹介されている物の中から、読んでみたいと思ったものを三冊。

幸福について―人生論 (新潮文庫)

幸福について―人生論 (新潮文庫)

私自身が、離婚をしたり会社をつぶしたりの波乱続きで、この先の人生に「あのとき諦めずにやってきて良かったなあ」と思える時があるのだろうか?と思うことがあるので。
「幸福とはそもそも人間にとっての一大迷妄である」とか「人柄は運命に隷属したものでなく、したがってわれわれの手から奪い取られることがない」とか、かっこいい。

ネジマキ草と銅の城 (世界傑作童話シリーズ)

ネジマキ草と銅の城 (世界傑作童話シリーズ)

タイトルで村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」が思い出されたので。
まじない師が「ネジマキ草」という薬草を取りに行っている間、動物たちがかわるがわる王様に面白い話を聞かせて命を長らえさせる、という内容らしく。
シェエラザードみたいだな、と。


迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

「遺伝子の研究で多くの功績をあげたシャロン▪モレアムという研究者が、なぜヒトが進化しても病気がなくならないのかという疑問に、正面から向き合った本です」
確かに、脳卒中の家系とかガンの家系とかあるからなあ。
ちなみに私は心臓病の家系。