節分の鬼

テレビで長崎の「モットモ爺」という節分の行事を見た。

子ども大泣き「モットモ爺」節分にあらわる|日テレNEWS24

年男が豆をまいて鬼を追い払い、福娘が福を呼ぶと、祭りの主役、青い顔した「モットモ爺」が登場…。

 子ども「いや~!ママ~」
 モットモ爺(じい)「モットモ~」
 子ども「おりこうにします」

秋田県男鹿市なまはげによく似ている。
なまはげに脅された子どもはそれがトラウマになってしまうのではないか、と心配する声が
新聞の読者の声欄などに見られる。
もっとも爺にも、そんな懸念があるのだろうと調べてみると、「そんな心配はありません!」と書いてあった。

長崎のなまはげ?節分行事『もっとも爺』が福を呼ぶ|ウォーカープラス地域トピックス 長崎市

子どもたちはトラウマにならないのか?と、心配になってしまいますが、ご安心ください。

【もっとも爺の目的】

子ども達の教育を目的とした、なまはげと違い。
『もっとも爺』は、子どもが泣くことで福や幸せを呼び込むと言われている。
がだから、とにかく子どもを泣かせる!
子どもが泣けばなくほど大きな幸せが来るお祭りなんです。

なまはげは教育が目的だからトラウマになり、もっとも爺は子どもを泣かせることが目的だからトラウマにならないと言ってるようで変な感じである。

それにしても節分の日には、あちらこちらの幼稚園や保育園で先生や父兄が鬼に扮して豆まきが行われているが、こちらのほうは鬼が園児たちのトラウマになるのではないか、という話はあまり聞かない。