なんちゃら甲子園

NHKの「クローズアップ現代」で「居酒屋甲子園」が取り上げられ、話題になっていますが。(実際の放送は見ていない)
この「〇〇甲子園」と称するイベントは飲食、サービス関連の職種で 多く行われているようで。
昨年には、旅館ホテル関連でも「旅館甲子園」が開催されたと聞いていたので、【居酒屋甲子園 旅館甲子園】で検索をすると、

<strong>「森 憲一」業界内コンテストイベント“居酒屋甲子園”の基盤を作り上げたスゴイ人!</strong>http://sugoihito.or.jp/2013/12/7560/

と、いうページがありました。

<em>介護甲子園、治療家甲子園、リフォーム甲子園、旅館甲子園…。
近年、様々な業界において「○○甲子園」と呼ばれる業界内コンテストイベントが盛んに行われている。
全ては、居酒屋甲子園の大成功があったから生まれた数々の甲子園イベント。</em>

介護甲子園、治療家甲子園は昨年が第3回目の開催でした。

今回の居酒屋甲子園の問題を受けて、後発のなんちゃら甲子園が今後もイベントを続けていくのかどうか興味深いところです。

【読書】「スミスの本棚」

スミスの本棚 新しい自分が見つかる読書

スミスの本棚 新しい自分が見つかる読書


テレビ東京のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」の人気コーナーの書籍化で、この本は第二弾のようだ。普段、テレビ東京が視聴できない地域に住む者にとって、こういった本はありがたい、と感じ入って間も無く、BSジャパンでも放送されているので、全国どこでも見られることに気がついた。

紹介されている物の中から、読んでみたいと思ったものを三冊。

幸福について―人生論 (新潮文庫)

幸福について―人生論 (新潮文庫)

私自身が、離婚をしたり会社をつぶしたりの波乱続きで、この先の人生に「あのとき諦めずにやってきて良かったなあ」と思える時があるのだろうか?と思うことがあるので。
「幸福とはそもそも人間にとっての一大迷妄である」とか「人柄は運命に隷属したものでなく、したがってわれわれの手から奪い取られることがない」とか、かっこいい。

ネジマキ草と銅の城 (世界傑作童話シリーズ)

ネジマキ草と銅の城 (世界傑作童話シリーズ)

タイトルで村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」が思い出されたので。
まじない師が「ネジマキ草」という薬草を取りに行っている間、動物たちがかわるがわる王様に面白い話を聞かせて命を長らえさせる、という内容らしく。
シェエラザードみたいだな、と。


迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

「遺伝子の研究で多くの功績をあげたシャロン▪モレアムという研究者が、なぜヒトが進化しても病気がなくならないのかという疑問に、正面から向き合った本です」
確かに、脳卒中の家系とかガンの家系とかあるからなあ。
ちなみに私は心臓病の家系。

【音楽】「かあちゃん」(島津亜矢)

かあちゃん

かあちゃん

たまたまラジオから流れて来た演歌を聞いていると、息子のためにわざわざ酒を買いに出かけたり、風邪をひかないようにと湯たんぽを入れてくれたりした母親が明け方には死体となって発見された、と言った内容の歌詞だったので驚いた。

歌っているのが島津亜矢と知って二度驚いた。

何故、自分の湯たんぽを用意して置かなかったのか。

【読書】「しろいろの街の、その骨の体温の」(村田沙耶香)

しろいろの街の、その骨の体温の

しろいろの街の、その骨の体温の

小学4年のときのファーストキスがいきなり舌をからめたものになった伊吹と谷沢がどのようにして、本当の恋人らしくなっていくのかを楽しみにして読んで行きたかったのに道は険しかった。
中学2年になって、ようやく同じクラスになったもののクラス内ではグループ化→序列づけがあって、谷沢は下から2番目のおとなしい女の子のグループ。伊吹は男子の上位グループ。伊吹はそんなことは気にもかけないでいるのに、谷沢は小学校のときに自分のおもちゃにしたはずの伊吹が学校では自分の自由にできない。そんな焦りともどかしさがあちらこちらに。
そんな焦りは谷沢が「ちゃんとつきあうかどうか」を返事するために伊吹の家を訪れた229ページのあたりで大爆発することになる。

中学生の女の子はこんなことを考えながら恋愛しているのか、と中学1年の娘を持つ父はしみじみ感じ入った。

今日買った本3冊

日本近代短篇小説選 大正篇 (岩波文庫)

日本近代短篇小説選 大正篇 (岩波文庫)

お昼前に「昭和篇3」を読み終えたので、駅前の書店に行って「大正篇」購入。以前に読んだことがあるかもしれない、「小さき者へ」(有島武郎)や「奉教人の死」(芥川龍之介)なども入っている。田村俊子とか上司小剣とか初めて知った作家も少なくない。最後の「淫売婦」(葉山嘉樹)にたどりつくのが今から楽しみ。このシリーズは年代を逆に、一ヶ月に一冊のペースで楽しんでいるので、来月には「明治篇」の予定。
会計のときにポイントカードを勧められたので、作ってもらった。本や雑誌を買うと100円につき1ポイント貯まるしくみのようだ。

散歩とカツ丼 '10年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)

散歩とカツ丼 '10年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)

こちらの2冊は駅前書店からの帰りがけに地元の本屋に立寄って衝動買いした。特に高橋源一郎の競馬エッセイは以前にハードカバーで読んだかも、という記憶がうっすらとある。新刊情報など全く得ない状態で本屋に行ったほうが
掘り出し物を見つけた錯覚があって、楽しいかもしれない。
ここではポイントカードなどはない。地元資本の本屋が全国展開の大型書店に対抗するにはポイント還元は必須になってくるだろうな、と感じた。